新試験範囲対応! 『Linux教科書 LPIC-1』 (あずき本)

[解答]
2

[解説]
CHAP は、Challenge Handshake Authentication Protocol の略で、PAPよりも安全性がより高められています。この方式では、まず PPPサーバからクライアントに対して、チャレンジコードという乱数を返します。クライアント側では、この値とユーザー名、及びパスワードを元に、ある関数値を計算し、それをサーバに送ります。サーバ側は自分の方でも計算し、受け取った値と比較して、同じなら接続が許可されます。チャレンジコードは毎回異なるので、万一途中で回線が盗聴されていても、悪用される可能性は低くなります。

[範囲]
LPIC 102 − ネットワークの基礎
PPPクライアントとしての設定

[出題者]
中島 能和