-No.061----------------------------------------------------------------- ★週刊 Linux Professional Institute 認定試験対策★ -------------------------------------------------------------2002/09/22-  Linux Conference 2002 には行かれましたか? 私は行けませんでした(^^;。 割引試験を受けた方は、レポートなどいただけると嬉しいです。 # 当メールマガジンは発行者(中島)が個人的に発行しているものであり、LPI # Japan 事務局とは関連ありません。このメールマガジンの内容に関するお問い # 合わせは、すべて発行者宛にお願いします。 ──────────────────────────────────── □■□ Contents of this Issue... □■□ ────────────────────────────────────  ◆レベル2要点整理 Vol.22   ◇Sendmail  ◆LPIC模擬問題集 Vol.61 ──◆レベル2要点整理 Vol.22──────────────────────    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  範囲のすべてを書くスペースはないので、要点の整理としてご利用下さい。 ■Topic 2.206.2 ■ Sendmail  【重要度4】★★★★☆☆☆☆☆☆ 【ここで必要とされる理解】  □メールエイリアスの設定  ・/etc/aliasesに設定   Ex. webmaster: root    postmaster: root  ・newaliasesコマンドで/etc/aliases.dbに反映  □バーチャルメールドメインの設定  ・/etc/mail/domaintableでドメイン名のマッピングを設定   Ex. lpic.jp lpi.jp ← naka@lpic.jp => naka@lpi.jp  ・/etc/mail/virtusertableでドメイン別の別名を設定   Ex. webmaster@lpi.jp naka1    webmaster@lpic.jp naka2  □メールリレーの設定  ・/etc/mail/accessファイルの設定   Ex. localhost RELAY    lpic.jp RELAY    @spam.jp REJECT  □SMTPサーバのモニタ  ・/var/log/messages   起動・停止ログ  ・/var/log/maillog   メール送信ログなどその他のログ 【重要コマンド/用語/ファイル/ユーティリティ】  (いずれも上記参照)  □/etc/aliases  □sendmail.cf  □virtusertable ──◆LPIC模擬問題集 Vol.61 ──────────────────────    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  このコーナーでは、LPI認定試験の模擬問題集を掲載していきます。模擬問題 は、各種サンプル問題を参考に、当メールマガジン編集者が作成したものです。 問156.クォータを有効にするコマンドは何か?    ___________ 問157.inetd.confを編集した。編集した内容をinetdに反映させるにはどうすれ    ばよいか? □ 1. kill -HUP を実行する □ 2. init q を実行する □ 3. ifconfig -a を実行する □ 4. /etc/rc.d/init.d/inetd restart を実行する □ 5. 何もする必要はない ---LEVEL 2--- 問158.MTAとしてsendmailを使用している。メールを送信後、配信状況や配送に    かかった時間を確認したい。どうすればよいか? ○ 1. /etc/sendmail.cfを確認する ○ 2. sendmail -qd <配信者のアカウント名> コマンドを実行する ○ 3. /var/log/messagesを確認する ○ 4. /var/log/sendmailを確認する ○ 5. /var/log/maillogを確認する ◇◆◇ 解答と解説 ◇◆◇ 問156.の解答:quotaon(101試験) quotaonで、設定したクォータが有効になります。起動時に有効にするには、 /etc/fstabのオプション欄に「usrquota(grpquota)」を記述しておきます。 問157.の解答:1,4(102試験) いずれかの方法でinetdを再起動させる必要があります。/etc/rc.d/init.d は、 最近では/etc/init.d も使えます(FHS2.2準拠)。xinetdの場合も同様に、 xinetdを再起動させます。 問158.の解答:5(202試験) sendmailのログは、デフォルトでは/var/log/maillogに書き込まれます。 /var/log/sendmailというログファイルはありません。 【出題:中島】